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2010年5月

2010年5月27日 (木)

バンコクからバスに揺られて約7時間、タイ東北部のコンケンという街にいます。こちらはバンコクと違い空気がおいしく、人も穏やかなので良いですね。イサンに来るのは、ミスターバンコク氏と取材で来て以来ですから、3年ぶりです。こちらは料理もおいしいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。夕食は二軒はしごしました。明日から取材頑張ります。

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2010年5月25日 (火)

今日は19日の軍による強制排除の取材で亡くなったイタリア人カメラマンの火葬が行われました。地下鉄の駅からバイクタクシーに乗って寺へと向かったのですが、細かい路地を走りながら思ったのは、異郷の地で人生を終えた彼の無念さでした。あの日は、とても危険で現場で取材していた者は、誰が撃たれておかしくありませんでした。亡くなったカメラマンとはまったく面識はありませんでしたが、我々の身代わりで亡くなったような気がして、彼の死をとても人ごととは思えず、手を合わせたくて寺へと足を運んだ次第です。今月いっぱいは午後十一時以降は外出禁止となり、夜取材から戻る際、タクシーを捕まえるのもひと苦労でした。宿は定宿のワタナベマンションへと移りました。明日一日バンコクで取材して、あさってイサーンへと向かう予定です。

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2010年5月24日 (月)

おととい、昨晩と騒乱の取材がひと段落したこともあり、現場では毎日のように顔を合わしていたが、ほとんど話したことがなかった新聞社、通信社、フリーのカメラマンで取材の打ち上げ。これほどカメラマンが集まった現場というのは最近では珍しいのではないでしょうか。19日にはすぐ近くで撮影していたイタリア人のカメラマンが亡くなってしまいましたが、幸いにも打ち上げに集まったメンバーは、怪我をすることもなく良かったということで、自然と会話も弾み、楽しいひと時を過ごすことができました。フリーのカメラマンは特に一人で行動することが多いので、このような現場でないと顔を合わすこともありません。特にひとりで中国を取材している時は、日本人にも会わず、取材の打ち上げなどすることもなかったので、こういうのも良いものですね。昨日、今日あたりから、カメラマンは帰国する人が出てきましたが、僕と4月10日に素晴らしい写真を撮った郡山氏は残って、タイの田舎を回ろうと思っています。

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2010年5月21日 (金)

20100519_antigovernment_rally_bangk

国籍不明のカメラマンナタリー齊藤氏撮影による5月19日の僕です。軍による強制排除の日、軍の発砲だけでなく、UDD幹部の解散宣言後暴徒化したデモ参加者が発砲してきたりと、現場は大混乱でした。僕らが休んでいた敷地にも銃弾が撃ち込まれ、全速力で撃たれないように走っているところです。この写真を撮ったナタリー氏は火事場泥棒が報道陣のカメラを盗んで走っていると思ったので、思わずシャッターを切ったと言ってました。何という口の悪さでしょう。傍から見ていれば、人が必死であればあるほど、滑稽に見えるものですが、ナタリー氏にはきっと天罰が下ることでしょう。こちらは9時以降は外出禁止で、ホテルでのんびりとしているところです。日本からの報道陣もそろそろ帰るようですが、僕は来週からデモ参加者たちの故郷を訪ねてから帰ろうと思っています。

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2010年5月20日 (木)

何とか無事に取材を続けております。昨日は軍隊側から取材をはじめて、ささっと撮ったら、攻撃される赤シャツ側に移動して、ひとつの宴が終わりゆく様を撮影しました。それにしても昨日は危なかった。確認しただけで四人が撃たれ、そのうち二人は亡くなったと思います。銃撃から逃げる際、幾度となくダッシュをしたのですが、日ごろの野球の練習が生きました。先日ブログにみっともない姿をアップしてから、防弾チョッキを着た方がいいよとか、そんなふっくらした顔で俊敏に動けるのかだとか、バンコクのバイクタクシーのおっちゃんがかぶっているヘルメットで大丈夫かとか、いろんな心配をしていただきましたが、運良く無事でした。ショックだったのは僕にとって憩いの場だったセントラルワールドが燃えてしまったことです。デモ取材が終わったら、足を運ぼうと思っていただけに、残念です。まだまだ散発的な衝突が続いていますので、気を緩めず取材を続けたいと思います。コップンカップ。

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2010年5月17日 (月)

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バンコクからサワディーカップ。まだ生きてますよ。突然はじけましたね。少将が撃たれた日、たまたま近くにいて運ばれる少将を撮っていたら、暗闇の中軍側からの銃撃がはじまりました。たまたま横にいたタイ人のカメラマンが撮ってくれた写真です。上半身裸の赤シャツデモ参加のオヤジとのツーショットです。こちらはのんびりした雰囲気が一変し、毎日どこかしこで誰かが撃たれております。死者は20人を超え。記者も少なくとも3人撃たれました。暗くなってからは特に危ないです。こちらも。よい写真を撮ろうと、危ない現場を探して歩き回っているハイエナみたいなものですから、危ないのは当然なんですけどね。少なくとも、もう数日はこのドタバタが続きそうです。のんびりしたバンコクがこんなになってしまうとは、想像もつきませんでした。ただスクンビット界隈の歓楽街が負けじと営業してますので、釜井君ぜひバンコク経済を救うため足を運んでください。

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2010年5月11日 (火)

このところまったく更新できずにすいませんでした。バンコクにて風邪を引いたりしながらも取材を続けております。冷房をつけ放しにして寝ていたら、見事に喉と鼻をやられました。一休和尚に精進料理ならぬ、油まみれのフィッシュアンドチップスに誘われたのも原因のひとつかもしれません。そんな最悪のコンディションでありましたが、今日あたりから体が軽くなってきました。風の便りでは、黄金町球団ゴールデンタウン敗戦の報が届いております。残念です。こちらの状況はまだまだ予断を許さないので、緊張感を持って取材を続けたいと思っております。

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2010年5月 2日 (日)

バンコクに入りました。今回はデモの取材ということで、現場から近いホテルに泊まっております。ベトナム戦争時代からあるホテルだそうで、広々とした部屋が心地よいです。ただ部屋でネットが出来なかったりと不便はあるのですが、値段も安いので仕方ないです。取材時間は深夜から明け方までで、昼間は部屋で休んでいます。デモの展開しだいでは、長期滞在の可能性もありそうです。いい取材ができるようにがんばります。

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