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2008年8月

2008年8月31日 (日)

バンコクに入りました。昨日は、夕方から現地在住カメラマンSさんの案内で、首相退陣要求のデモ現場へと足を運ぶ。2年ほど前から、過去現在の革命の現場を歩く取材をはじめたこともあり、タイ式のデモとはどんなものなのか見ておきたいということもあった。まず首相府に足を運ぶと、そこはデモ参加者たちに占拠されていた。ただ、首相府内に作られたステージには、政治演説の合間に人気歌手がやってきたり、どこかほのぼのとした空気が流れていた。デモ参加者たちをかきわけ、首相府のまわりを歩くと、イカ焼きなどの屋台も出て、夏の夜の縁日のような雰囲気すら漂っていた。ぶらぶら歩いていると、その現場で、旧知のタイ人と遭遇し、びっくり。数日前からデモに参加しているのだという。約30円ほどで、シートを買い。デモの参加者たちとともに昼間の熱気が残ったアスファルトの上に腰を下ろして、政治とはまったく関係の無い、彼女の身の上話に耳を傾ける。夜12時ぐらいになると、花火大会を終えた人々が家路へと帰るように、多くの人々が一斉に帰りはじめた。デモ主催者が用意したテントで寝るというにわか運動家の彼女と別れ、タクシーでホテルへ戻る。それにしてもタクシーを捕まえるのも大変だった。明日は、韓国で写真展を行うネパール人のディペンドラがバンコクへ来るので、数日間こちらで案内をしようと思う。デモ現場へ連れていってもいいかな。

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2008年8月28日 (木)

何とかネパールの取材のメドがたち、明日かあさってにはバンコクへ行きます。今回も友人たちには、大変お世話になった。この一ヶ月以上、部屋を貸してもらったり、バイクでいろいろな現場へ送ってもらったりと、彼らの助けなくては取材を進めることができなかった。とにかく感謝。今回、取材をして思ったのは、まだまだネパール情勢は何が起きるかわからないということ。第一党のマオイストも単独政権ではなく、連立政権であるので、彼らのやりたいようには事を進められない。憲法制定会議で満足な仕事ができなければ、次の選挙の勝利もおぼつかない。人民戦争を闘った兵士たちの処遇も宙ぶらりんのままだ。マオイストにとって正にこれからが正念場である。現在武装闘争から議会闘争へ方向転換したマオイストだが、冷戦構造が崩れた21世紀の政治情勢の中で、どう舵取りをしていくのか、注目したい。

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2008年8月25日 (月)

取材の下準備のため、英語資料を読む。パソコンに内蔵されている辞書をこまめに開きながら、昨日から四苦八苦。何とか今日になって読み終え、何とか取材に行けそう。取材対象者は、今まで見たことのないほど、目に力を持った人物で、睨まれると緊張してしまう。それだけにしっかりと準備をしておかないと、取材にならない。人に睨まれて、緊張するような経験は小学校の時、トガセンと呼ばれる怒鳴り散らす教師がいて、彼に怒られた時以来か。今朝、資料を読みながら、取材対象者のことを考えていたら、なぜかトガセンに怒られた事件のことを思い出した。それは、学校に行く途中でウシガエルを捕まえて、ビニール袋に入れて学校に持って行ったのだが、そのままビニール袋に入れたウシガエル学校に忘れてしまった。そして、数ヶ月後トガセンが授業中にいきなり発狂した。クラス中が騒然となり、トガセンのそばに行くと、数ヶ月前に捕まえて、記憶からも忘れさられていたウシガエルが、トガセンのロッカーで干涸びてミイラ化していた。すぐに犯人探しがはじまり、八木澤が数ヶ月前に見せびらかしてという話が出て、散々怒られたうえに平手打ちをくらった。今朝、資料を読みながら、そんなことを思い出し、ひとりで笑ってしまった。

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2008年8月23日 (土)

おととい、昨日とカトマンズを出て、地方へと取材に出てました。途中、事故で道路が封鎖され、遠回りしたりと大変でしたが、充実した取材ができました。ネパール人の友人たちも一緒だったので、車中賑やかで、楽しかったです。ネパールへ入って一ヶ月以上経ちました。もう一ヶ月ぐらい滞在したいですが、そうも言ってられません。そろそろ帰る準備をしなければと思っています。

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2008年8月19日 (火)

先日、チベット人が多く暮らしているボダナートで中華料理を食べてから、ちょっと体調が悪い。昨日はそのせいで、夕方の取材をキャンセルして今朝にまわした。あさってからカトマンズを数日離れて取材しようと思っているので、今日、明日はゆっくり休もうと思う。中華料理はうまかったので、ついつい食い過ぎたのがいけなかったのか。

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2008年8月15日 (金)

昨日はカトマンズ市内で、いくつかの取材。今回の取材は調べることが多すぎて、なかなか大変。今週中には、何とかカトマンズでの取材を終えて、西ネパールへ行こうと思っている。西ネパールへは飛行機で行きたいが、値段が高くなっているので、バスがワゴンで向かうことになりそう。スーツを仕立てなければ、その金でチケットを買えたのだが。オリンピックの野球を見たいが、こちらではまったく放映されず。キューバに負けたとの情報を今日、ネットを開いたらわかった。ちょっと残念。これから取材に行ってきます。

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2008年8月12日 (火)

友人ラタンの薦めで、昨日は近所にあるテーラーへスーツを仕立てに行った。ラタン曰く、ネパールのテーラーは布の質が良く、縫製の技術も高いという。外国でスーツを仕立てたことのないラタンの意見だけに、どうかと思ったが、彼が仕立てたスーツを見せてもらい、悪くはないと思った。と言っても僕も日本でスーツなど仕立てたことなどなく、スコットランドで買ったツイードジャケットとコナカスーツが何着が家にあるぐらいだ。人に勧められるとあまり断れないタイプなので、何軒かのテーラーをまわる。四軒目の店にあったイタリア製のグレー生地とイギリス製の茶色のウール生地が気に入ったので、事務所近くにあるそのテーラーで作ることにした。スーツ、パンツ、ウェストコートで、約三万五千円。果たしてどんな仕上がりになるか楽しみだ。スーツを注文したあと、日頃なれないことをしたせいか、急に頭が痛くなる。取材予定を中断して、部屋に戻り休養。今朝起きたら少しは回復していた。9時から、インタビューをこなし、ビザの延長をして事務所へ顔を出す。カトマンズで、日本の味に近いラーメン屋を見つけたので、これからマハトさんと食べに行きます。

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2008年8月10日 (日)

今日も事務所にてデスクワーク。写真を送ったり、バックアップを取ったりと何かと慌ただしい。日本から何冊か本を持って来ていたのだが、この一ヶ月以上何かと忙しく二冊しか読んでいなかった。そんなわけで、昨日から持って来ていた本を読み出す。まずは松本清張から。明日からまた、いろいろと動き回らなければならない。8月中には帰国したいのだが、取材をすればするほど、こちらで裏取りなど調べなければならないことが山積み。報告がだいぶ遅れてしまいましたが、先月発売の月刊宝島と実話ナックルズにて、フィリピン取材の写真ルポを発表しております。宝島ではフィリピンで介護を受ける日本人たちについて、ナックルズでは現地で通称ジャピーノと呼ばれる日本人男性とフィリピン人女性の間にできたこどもたちについてです。ぜひご覧ください。

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2008年8月 9日 (土)

昼から事務所にて、今まで撮影してきた写真の整理。途中、外付けハードディスクを作業中に抜いてしまい、パソコンが認識しなくなる。何度か抜き差ししたら、やつと認識してほっとする。新刊『さらば中国』の書評が担当編集の梁瀬君から送られてきた。写真家の中川道夫さんが東洋経済に書いてくださったものだ。中川さんと面識はないのだが、写真と原稿を読み込んでいただき、こちらの思いを受け止めてくれ、素晴らしい書評を書いていただいた。他にもいくつかの雑誌で取り上げていただいているようですが情報が届き次第、報告します。

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2008年8月 8日 (金)

おととい、昨日と取材で山歩き。昨年の登山の恐怖が一瞬頭をよぎる。極力荷物を軽くして向かった。夜は、宿の無い山村なので民家に泊めてもらう。夕食は放し飼いのニワトリを買ってきてもらい、おとしてカレーにして食べた。カレーより水炊きにした方がおいしいだろうなといつも思うが、まだ試したことがない。初日は下りを三時間歩いただけだったが、翌日には筋肉痛で足をひきずりながら、上りを四時間。同行したカトマンズ育ちのディペンドラと、何度も休憩しながら何とか歩いた。カトマンズに夕方辿り着き、ほっとする。

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2008年8月 4日 (月)

連日、午後になると雨が降ります。昨日は、数ヶ月前に我が家に滞在したバスク人のアロンゾとタメルで再会。彼は自転車でスペインまで戻る途中。彼は日本を出てから韓国、中国、モンゴルとまわってネパールへと来た。モンゴルから中国を抜けてチベットへ入ろうとしたのだが、国境が開いてなく無理だったという。中国では何度も公安に尋問を受けたことなど、苦労話に耳を傾ける。これから、インド、パキスタン、アフガニスタンと旅を続けるという。クリスマスには家へ帰りたいと言っていたが、間に合うかのかどうか。

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